性教育=生きる力、教えていますか?

きつき助産院

夏休み真っ只中、旅行や友達との予定で毎日が楽しい季節です。
大学生になれば、免許を取って車で遠出をすることもあるでしょう。
長期の自由時間は、時に人のモラルを緩ませます。
「少しだけなら…」「友達と一緒だから…」という一瞬の油断に、魔は入り込みます。

夏は薄着の季節。
ファッションといえばそれまでですが、見る人によっては「誘惑している」と誤解されることもあります。

痴漢や盗撮、強盗など悪事は、表立ってではなく人目を避けて行われます。
深夜に遊び歩けば、犯罪に巻き込まれる可能性は高まります。

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暗闇が与える影響

悪事は暗い場所や人目につかない所に潜んでいます。
しかし暗闇は必ずしも悪ではなく、リラックス効果があり医療や面接にも使われます。
一方で、暗さは「開放感」「不安」「恐怖」を与えることもあります。

開放的になればパーソナルスペースへの侵入を許し、不安や恐怖は「誰かと一緒にいたい」という感情を生み、相手との距離を縮めます。
お気に入りの服を着て自由に行動すれば、冒険気分と解放感で盛り上がりますが、そこで必要なのは「責任感」と「モラル」です。

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道徳と信頼のバランス

道徳の授業は2019年から「特別な教科」とされましたが、時間は限られ、内容は人によって吸収度が異なります。
道徳観は生涯を通じて学び、環境や人間関係で変化します。

SNSで知り合った「ネッ友」と会う、友達の知人だからと安心する――そうした油断から犯罪に巻き込まれる例は後を絶ちません。
「服装の乱れは心の乱れ」という言葉も、狙われる危険を示す一面があります。

家庭から始まる命の学び

以前の性教育は体の変化や性器の違いなどに偏り、恥ずかしい話題として避けられがちでした。
学校教育に頼りすぎ、SNSで断片的な知識を得ても、本質を学べていない現状があります。
だからこそ、性犯罪はなくならないのです。

性=性行為ではなく、性=生きる知恵を学び心を育てることです。
互いに健康で安心して暮らすことが性教育の根底にあります。


道徳と同じく、心を育てるには小さい頃からの積み重ねが大切です。
学校任せではなく、家庭で命や思いやりについて日常的に話すことが必要です。

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子どもの表情や変化に気づき、しっかり向き合っていますか?

今は文字や動画で親近感を覚え、相手を知った気になる時代。
だからこそ、親は子と、子は親や友達、恋人と真剣に性に向き合い、自分と相手の命を守る心を育ててほしいと思います。

思春期の子育てのお悩みは、お気軽にご相談ください。

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